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日なたの窓に憧れて

黒伯爵は星を愛でる

:::黒伯爵は星を愛でる 6巻32話感想:::

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黒伯爵は星を愛でる(6)音久無

『黒伯爵は星を愛でる 』6巻32話の感想です♫

前回までのあらすじ

レオンの元に戻ってもいいのか、思い悩むエスター。
アルには「本当に欲しいものができたのなら、余計なことは考えずちゃんと欲しいと言わないとダメだ」と言われ…。

6巻32話のあらすじ・感想【ネタバレ注意】

幼い頃のエスター。
大家さんがくれたリンゴを持っていたら、 近所の子供に「ちょうだい」とねだられてしまいます。

エスターの家だって裕福なわけではなく、食糧に困っているのに迷わずそれを差し出すエスター。

家に帰ってそのことを話すと、アルには呆れられます。
自分のことを考えず、人のことばかり考えていてはいつか身を滅ぼすと。

誰にでも優しいのは、誰にも何にも、自分にさえも執着心がないからだとアルは言いました。

「本当に欲しいものができたのならちゃんと欲しいと言わないとダメだ」

アリスに言われた言葉が、昔アルに言われた言葉と重なります。

**

レオンとアリスが帰ってから、エスターは結論を出しました。
黒薔薇城を出て行くと―。

その決意をクリスに伝えると、当然ですが反対されてしまいます。

しかしクリスもエスターの決意には薄々気付いていたようで、
強制的に引き留めようとはせず、その代わり最後にお茶に付き合ってほしいと言います。

2人はベランダでお茶をすることにしたのですが、それを陰から覗き見する人物が。
エスターを前に襲ったエヴァとイオンでした。

エヴァは、やっぱりエスターの存在が気に喰わないよう。

しかしイオンは、クリスがエスターのことを本気じゃないはずだと言います。
クリスが今までで本当に愛したのは、この世でひとりだけだと―。

さてエスターとレオンは、他愛のない話をするのですが、ふとエスターのお母さんの話になります。

どうやらレオンは、エスターのお母さん・メグのことを知っている様子。

なんとメグは、昔この黒薔薇城でメイドをしていたとのこと…!
ここでエスターのお父さんと出会ったんでしょうか。

妊娠が分かってから、メグは姿を消してしまったのだとか。

「素敵なひとだった… 私の好きな人はみんな私の手をすり抜けて行ってしまう」

と言うレオン。

遠い遠い昔に、レオンにも大切な人がいたとのこと。
その人は、エスターに少し似ているんだとか。

昔のことを思い出し感傷的な表情を見せるクリス。

そして自分が離れていくことを悲しがる姿を見てエスターは心を痛めますが、
アルとアリスに言われた言葉を胸に、自分の気持ちをしっかり伝えます。

「私はクリス様の大切な人の代わりにはなれません。
私にとってレオンの代わりもまたいないように」

もうエスターの瞳に迷いはありません。

**

翌日、 舞踏会にて。
いつもはレオンからエスターに声をかけていましたが、今日はエスターから声をかけます。

この世界、女性から声をかけるのはマナー違反。

けれど、初めてこんなにも欲しいものができて、誰にも譲れないと感じることができた。
自分の気持ちをしっかりと伝えたい。

そんな想いがエスターの表情から見てとれます―。

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"誰に対しても優しいのは、誰に対しても執着心がないから"
というアルの言葉が印象的でした。
なるほど、そういう考え方もあるんですね〜。

今までは自分の気持ちは二の次にしてきたエスターですが、レオンのところに戻ると決めてスッキリとした表情をしています。

こんなにも欲しいもの、誰にも譲れないと思えるものができた。
だからちゃんと向き合わなきゃいけない―。

子供の頃からあまり執着心がなかったエスターの心は、レオンとの出会いで変わりつつあるようです。

さぁ、無事に黒薔薇城を出ることができるのでしょうか...?!

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