別冊マーガレット2017年4月号に掲載、
『ばいばいリバティー』2巻7話の感想です♫
前回までのあらすじ
匠に準備を手伝ってもらい、いよいよ迎えた杉原さんとのデート当日。
緊張で空回る理奈だけど、匠の助言でなんとか楽しむことができました。
しかし、杉原さんと訳アリな様子の女の人が現れて…!?
2巻7話のあらすじ・感想【ネタバレ注意】
結局さっきの女の人は、杉原さんの元カノだそうです。
お互い仕事が忙しくて、半年前に別れてしまったそう。
杉原さんは元カノにまだ未練がありそうな感じ。。
これは…失恋フラグ立っちゃったかな~( ノД`)
杉原さんは、まだあの人のことが好き。
現実を突き付けられ、落ち込みながら帰宅する理奈。
自分の家に帰る前に、お隣のインターホンを鳴らします。
手伝ってくれたから、デートの報告の義務があると思い訪ねたのです。
杉原さんには好きな人がいると報告すると、匠も初耳のようでした。
諦める気でいる理奈に、匠が一言。
「これからこっちに矢印向けりゃいいじゃん」
…そ、そうだよね!!まだこっちにも勝機はあるはず!!
理奈もホントのところは、匠に背中を押してもらいたかったのかも…?
匠の後押しもあり、杉原さんに告白することを決めた理奈。
傷つきたくないっていう気持ちはあるけど、だからって逃げたりするような弱い女にはなりたくない―。
**
さっそく翌日、それを実行することに。
匠に伝言を頼んで、杉原さんと閉店後にアポを取ります。
閉店までの時間、家でソワソワと過ごす理奈。
いざ時間が近付き、お店まで行くと、、
お店の中で杉原さんと元カノが抱き合ってるではありませんか…!Σ(゚Д゚)
理奈は無理やり笑顔を取り繕って言います。
「杉原さん、その人戻ってきてくれたんですか。
…よかったですね、おめでとうございます」
そう言ってお店を去る理奈。
まだ残っていた匠が追いかけてきますが、強がって笑顔を見せます。
告白する前でよかった。
今度こそ本当に終わり。
理奈の初恋は、あっけなく終わってしまいました…。
**
翌日、学校でも笑顔でりんご・久美に失恋したことを話す理奈。
見かねた匠が、理奈を呼び出します。
中庭に連れて行かれ、何かと思うと…匠が急に腕を広げて言います。
「ホラ、好きに使えよ」
今だけ特別に胸を貸してやるとのこと。
まさかそう来るとは。笑
理奈にも慰めようとしてくれてるのは伝わりますが、さすがにそれは遠慮します。
すると、
「…なんなんだよ昨日から。カッコイイとでも思ってんの?
本当は全然平気なんかじゃねぇよな?違うか?アンタ見てるとすげームカつくんだよ」
と言われてしまいます。
しかしそれを黙って聞いてるような理奈ではありません。
「そうよカッコイイと思ってんのよ。誰にだってこうありたいって理想があるでしょ。
つらい時こそ好きな自分でいたいの。そういう生き方をしたいの。」
は理奈の頭に手を伸ばし、自分の方に引き寄せます。
「だから胸かしてやるって言ってるだろーが」
自分をカッコよく見せたい、そんな気持ちは誰にでもある。
けど今くらいは、カッコ悪いなんて誰も思わない。
そう匠が言うと、我慢してた思いが溢れ出します。
周りからすれば大したことなかったかもしれないけど、初めての恋に必死で。
仕方ないってわかってるけど、すごくつらくて悲しくて…。
理奈は話しているうちに涙が止まらなくなります。
匠の胸で泣いて、少しスッキリした理奈なのでした―。
-------------------------
杉原さんへの恋、あっけなく終わっちゃいましたね~(´;ω;`)
でもこれは、匠への恋に気付く序章に過ぎないのか…!!
その前に匠が理奈の事を好きになりそうですが。
何はともあれ、これをきっかけに二人の距離がより縮まりそうですね!!
続きを楽しみにしたいと思います♫