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日なたの窓に憧れて

クイーンズ・クオリティ

:::クイーンズ・クオリティ 5巻24話感想:::

更新日:


クイーンズ・クオリティ(5)最富キョウスケ

ベツコミ2017年7月号に掲載、
『クイーンズ・クオリティ』5巻24話の感想です!

前回までのあらすじ

アタルが昔の記憶を取り戻し、幼い頃接触した黒の女王が文ではなかったことが発覚。
施設でハジメ先生という人物に刷り込まれた怒りや憎しみ。
それを本来の姿、"るみちゃん"に対する悲しみや後悔、愛情へと還します。
文と玖太郎は、これでアタルを救うことに成功したのでしょうか…!?

5巻24話のあらすじ・感想【ネタバレ注意】

アタルの悪意を、本来の感情に還元することに成功した"鈍色の女王"である文。
アタルは安心した表情でるみちゃんの名前を呼びながら、その場に倒れ込みます。

玖太郎によると、精神の変化に対応するために深く眠っているだけなので、心配はいらないとのこと。
深い階層に潜って、自分を再構築する過程で必要な眠りだそう。

アタルの心間の作りもこれによって変わってくるから、ここから早く撤退した方が安全。

なのですが玖太郎は白の女王が仕掛けた鎖を制御したことで、満身創痍。
動くのがかなり辛そうですが、文の功績を讃えてくれます。

文が玖太郎の手を取ろうとすると、急に嫌な感じの胸騒ぎが。
そして心の奥から、白の女王の声が聞こえてきます。

「理不尽と思うでしょうが、鈍色のそれも女王の力。
使った証の代償を得ていただきます。封印した記憶の欠片を」

そして目の前が急に真っ暗になり、映像が沸き上がってきます―。

それはお母さんが死んだ後、血まみれの男に手を引かれどこかに連れて行かれる場面。
恐らくその人こそが、お母さんを殺したに違いない…。
そしてその人は言います。

「大丈夫、ひどくはしないよ」

その人の顔を思い出し、言い知れぬ恐怖に襲われる文。
その弾みで鈍色の女王の力が解け、元の服装に戻ります。

全身の力が抜け、その場に倒れ込むと玖太郎が支えてくれます。
文は思い出した記憶で混乱しますが、玖太郎になだめられ落ち着きを取り戻します。

気を取り直して帰ろうとすると、今度は2人の前に銀のウミヘビが現れます。

「最後マデ見張ってた甲斐があッタ。黒にやられずに生き残るトは。
入れ物として成長シたね、素晴らしイ、さあ仕上げダ」

と言って文に襲いかかるウミヘビ。
玖太郎が抵抗しますが、満身創痍のためうまく力を発揮できません。
文が攫われそうになり、焦る玖太郎。

「10年前と同じだネ、キミはまた守れなイ」

「いやだ、もう二度とはなさないって決めたのに。いやだおねがい行かないで」

そう弱々しく叫ぶと、一匹の狼が2人を助けに来てくれます。
その狼は鉱一さんのようです。
鉱一さんはウチガワだと狼になるのか…

そして次の瞬間、清らかな音が辺りを包み、ウミヘビが一掃されます。
睦さんも助太刀に来てくれたようで、チェロを奏でて"音"で応戦してくれます。

ウミヘビは一旦退散していきます。

「やるネ、これほどとハ。…そうかお前たち音の巫女ト狼、玄武最強の逑(つれあい)か…
仕方ない、このムシ遣いはもういいや。あの子も暫く預けとこウ。でも次は容赦しないよ」

という言葉を残して…。

玖太郎と文は、ウミヘビの気配がなくなり安心したのか眠りにつきます。
それだけ2人はギリギリの状態だったのです。

文は遠くで聞こえる鉱一さんと睦さんの優しい声を感じながら、
自分の帰るべきところがどこかを再確認します…。

**

文が目を覚ますと、堀北家の自分のベッドにいました。
先代、睦さん、タカヤさんが心配そうにこちらを覗き込んでいます。

ウチガワから帰って、丸一日眠っていたと先代から聞き、驚く文。
でもちゃんと戻って来られたことに安心します。

鉱一さんや睦さんに感謝を伝えようとすると、タカヤさんに遮られます。

「まず自分を褒めなさい。頑張ったな、よくやった。
黒の女王に飲まれることなく力に変えて、新しい女王になったきみのことを、僕らは誇りに思う。
そして僕らの元に帰ってきてくれたことを心から嬉しく思う。ありがとう」

文にとっては一番嬉しい言葉ですね。
居場所を改めて認められたみたいで。

さてアタルはと言うと、病院に入院していますが急速に回復していて意識も戻ったとのこと。
近々話もできるようになりそうと。

そして玖太郎も元気になったら、今回ウチガワで起きたことを詳しく聞きたいとタカヤさん。

それを聞いて我に返る文。
そういえば、玖太郎さまは…?

かなり傷んで帰ってきたから、いつものように床に臥せっているけど大丈夫とのこと。

「よければ少し顔を見に行ってやってくれる?とっても気にしてたの、文ちゃんのこと。
あなたを連れて行かれそうになったって、ひどく気に病んでてね…」

みんなが眠った後、玖太郎の部屋を訪ねる文。
ドアをノックして恐る恐る中に入ると、玖太郎はうなされていました。

ウチガワで傷ついて心が弱ると、辛かった過去の夢でうなされる―。
これはあの時と同じです。
最初に間違えて、玖太郎さまの部屋を覗いてしまった時。

あの時玖太郎さまは、自分を「ふゆちゃん」だと勘違いして名前を呼んだ―。
また間違えられると思うと、声をかけられずに立ち尽くす文。

すると玖太郎は文に気がつきます。
今回はちゃんと「文」として名前を呼んでくれます。

弱ってる自分を情けなく感じる玖太郎。
でも支え合うのも逑の役割。
こういう時こそ役に立ちたいと文はフォローします。

「…おれさ、あの夢もう見たくないんだ。ひとりでいると見る夢なんだ。
おまえとくっついてたら夢もみないから…」

文は玖太郎の手を取ります。

自分を必要としてくれるなら、誰かの身代わりでも構わない。

そう思いながら―。

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「もう二度と離さないって決めた」って玖太郎が言ったことで、
文はふゆちゃん=自分かもって気付いたかな~って思ったけど、全然でしたね。笑
玖太郎が好きなのは文なんだよー!!身代わりなんかじゃないんだよー!!

でもさ、やっぱそこで気になるのはふゆちゃん=白の女王なのかってこと。
玖太郎の初恋の相手は白の女王なのかって。
まあそれでも文の一部には変わりないんだけどさ。

もしふゆちゃん=文なら、玖太郎と昔会ってたことを早く思い出すといいなぁ。
女王の力を使っていけば、そのうち思い出すのかなぁ。

てか、鉱一さんと睦さんは玄武最強の逑だったんだね。
文と玖太郎もそのうちそういう風になれればいいですね…!

そういう風になるためには、これからもたくさんの試練がありそう。
2人で頑張って乗り越えてほしいですね!

次回も楽しみにしています♫

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