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日なたの窓に憧れて

クイーンズ・クオリティ

:::クイーンズ・クオリティ 5巻25話感想:::

更新日:


クイーンズ・クオリティ(5)最富キョウスケ

ベツコミ2017年8月号に掲載、
『クイーンズ・クオリティ』5巻25話の感想です♫

前回までのあらすじ

ウチガワで傷つき、心が弱りきっている玖太郎に優しく寄り添う文。
お互いを大切に想うからこそ、すれ違う気持ち。
そんな2人に次にやってくる試練は…!?

5巻25話のあらすじ・感想

玖太郎は一晩寝たら完全回復。
今日からまた、いつも通りの日常が始まります。
すなわち朝起きたら修業=掃除。

玖太郎が元気になったのは何よりですが、少し寂しくもある文。
昨夜は別人のようにかわいかったのに…。

**

今日の夕飯は、文のお祝いでささやかなしゃぶしゃぶパーティーをするそうです。
文は恐縮がりますが、

「だって凄い事なんだよ、『鈍色の女王』。真の女王ではないにしても近い存在になった」

と睦さん。
今まで女王の卵のほとんどは、黒の女王に飲み込まれ、大病を起こして終わったそう。
アタルの幼なじみの"るみちゃん"もその1人ですね…。

「文ちゃんは悲しみに翻弄された女王の歴史に一つ光を与えたし、その特別な力は我々が待ち望んだ素晴らしいものだ」

その言葉を聞くと、文の中にまた一つ自信が生まれるのでした。

これからまた、アタルを受け入れる準備もあるし、玖太郎も先を見据えて色々考えているよう。
慌ただしさに翻弄されずに、色々な事があったんだからゆっくり変化を受け入れる事が大切だと言われます。

辛く苦しかったアタルの心。
銀のうみへび達、新たな大きな脅威。

自分の過去の断片―
自分の心のこと、見ないふりしてた絶望。
見捨てて捻じ曲げていた本心だった、黒の女王。

自分の中にはまだ膨大な謎と闇がある。
取り戻した心はほんのひとかけら。

文は黒の女王と約束したことを思い出します。
"帰ったらなるべく早くに"と約束した、あのことを。
今夜その約束を果たすことに決めるのでした―。

**

アタルの様子を見に行った堀北家の大人たち。
アタルは会話できる状態まで回復していました。

しばらく匿ってくれることを条件に、白の女王を欲しがってた「あいつら」のことを話すと言うアタル。

強がるアタルですが、お兄ちゃん・お姉ちゃんもグルになって自分を利用していたかもしれないこと、
るみちゃんが自分を守るために死んだのを思い出したことで心は弱りきっています。

「まず腹の底から悲しんで、力いっぱい泣きなさい。
話はそれからだ、ゆっくりやっていこう」

とタカヤさん。
堀北家の優しさを前にして、アタルは堰を切ったように涙が溢れ出るのでした。

**

放課後、しゃぶしゃぶを楽しみにして浮かれながら帰る文と玖太郎。
けれど楽しいばかりではなくて、文には玖太郎にお願いしなくてならないことがあるのです。

「夜…玖太郎さまのお部屋に行っていいですか?
大事な用事です。たぶん夜中でないとちょっと」

改まってお願いしてくる文。
よっぽど特別なことなんだろうと玖太郎は悟ります。

元気に振る舞おうとする文に、玖太郎は寄り道を提案します。

川辺の散歩道に着いた2人。
ここは玖太郎の行きつけの場所なんだそう。

川辺には、先代のガーデンにもあるハーブ・ボリジの花が咲いていました。

「私この花好きなんです。すごくきれいで、あんまりきれいでずっと見てると少し切なくなる」

この場所は、”ふゆちゃん”と一回来たことがあって、この花を髪に飾ってあげてキスをした場所―。
それを思い出すことはない文。
けれど心の奥にある記憶に反応して、「切ない」という感情が出てくるのでしょうか。。

さてもう少しで夏休み。
玖太郎は修業のため、家を空けるかもしれないとのこと。
掃除屋が短期間に精神を鍛えるための聖地があるそう。

この前の闘いで、鈍色の女王である文を守るには自分はまだ軟弱だと感じた玖太郎。
あのうみへびに負けないように、もっと強くならなければ、と決心したそうです。

玖太郎が行くのに、逑の自分が行かないでどうする。
文は玖太郎にお願いをします。

「私もお供しますので絶対連れて行ってくださいね」

玖太郎は少し驚きながらも了承してくれます。
そしてまた、文に気持ちを伝えたい衝動に駆られるのでした…。

まだ言っちゃいけないのか。
こんなにおかしくなるくらい好きだって―。

**

しゃぶしゃぶパーティーを終えて、楽しそうだった文の顔を思い出しながらニヤける玖太郎。
するとそこに、文が訪ねてきます。

けれど訪ねて来たのは、文じゃなく黒の女王。
黒の女王は玖太郎に飛びつきます。

「文にお願いしたの。さいごに一度ちょっとだけ外に出してって。
玖太郎にお別れのあいさつをしたかったから」

消えるのは嫌じゃない。
文が自分の本当の姿に気づいてくれて、自分が文を守ってたことにも気づいてくれて嬉しい。

「でもね玖太郎、あたしがいたこと、覚えててくれる?」

「…覚えてるよずっと。おまえはお転婆で、頑張り屋さんのいいこだった」

玖太郎がそう言うと、黒の女王は涙を流しながら目を瞑ります。
文のことをよろしく、と頼みながら…。

文もまた、黒の女王が泣いてることを感じ取ります。

今まで自分を守ってくれてたことに改めてお礼を伝えて。
そしてまた、次の扉に進む覚悟を決めるのでした―。

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も~いいじゃんー!玖太郎に自分の気持ちを叫ばせてあげてー!!
(この前からずっと言ってる笑)
まぁね。でもまだ。文が暴走するトリガーになりかねないからまだ我慢。。

これで本当の意味で、黒の女王を"殺した"ことになったんでしょうか。
なんか"殺す"って切ないけど。でも文の中で黒の女王=自尊心は生き続けるはず。

次の扉には、どんな試練が待ってるのでしょうか。
そして夏休みの修業とは…!?
は~続きが待ち遠しいですね!!

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