『アナグラアメリ』最終巻!
12巻70話の感想です♫
前回までのあらすじ
もう誰のことも傷つけたくないし、傷つきたくない。
世堂への気持ちを封印して、再びアナグラ生活に戻ろうと決めたあめりですが…。
12巻70話のあらすじ・感想【ネタバレ注意】
恋愛のない世界に戻ることにしたあめり。
帝斗と付き合う前のアナグラ生活を満喫しようと強がりますが、完全にカラ元気。
のりこももなかちゃんもそれぞれ辻大貴、雪久くんと仲良くしてるため前と同じにはいかなかったり。
1人で映画館行こうにも、気乗りしないし…。
ボーっとしながら学校を出ると、なんと校門の前に世堂が!!
メッセージの返信がなく、心配して様子を見に来たみたいです。
もう会わないって言ったのに、こんなところ帝斗に見られたら…!
と焦るあめり。
って思ったりするとタイミングよく現れちゃうんです、帝斗。
でも帝斗は2人に気づきますが、そのまま素通りします。。
帝斗が遠くに感じ、あの日に私達は本当に終わったんだと実感するあめり。
世堂の前にも関わらず、大粒の涙がこぼれます。
「どっか…行って…っ 顔も見たくないー…」
あめりはその場に泣き崩れてしまうのでした。
一度はあめりの言う通りにした世堂ですが、すぐに引き返します。
「お願いだからあんま泣かないで。また呼吸苦しくなるから」
ひどいことたくさん言われても、優しい世堂。
いい奴だよ…本当に😭
別れ際、世堂は改めてあめりに好きだと気持ちを伝えます。
既読スルーや無視、好きにしていいと言いつつ、
「あめりさん、俺のために悪い人になってよ…」
と。
帝斗をこれ以上傷つけたくないから、世堂への気持ちを封印しているあめりの心に突き刺さる言葉ですね。。
もういいんだよ、きっと帝斗もあめりのカラ元気は見ていたくないと思うよ…!
**
家に帰って、あめりはあのノートを見つけます。
中学生の時に、帝斗の名前をぎっしり書いたあのノート。
思えばこのノートがきっかけで帝斗と付き合うことになったんだよね。。
今見ると切なすぎる。
このノートを見て、やっぱり相手も自分も傷つく恋愛は必要ないと心に決めるあめり。
でも…。
本当に恋愛は必要ないのか?
嫌なことばっかりだったのか?
帝斗と付き合って、幸せなことの方が多かったはず。
それに気付けるといいですね。
次回、とうとう最終回です!!